ズキズキするツライ頭痛の解消法

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仕事中に突然やってくる頭痛を抑えたい方へ。
もしかしたら痛くなったらすぐにバファリンやイブといった鎮痛剤に頼っていませんか? もしかしたらそれは適切な方法ではないかもしれません。

鬱陶しい頭痛を抑えるには、まず自分がどのタイプの頭痛持ちなのかを知っておく必要があります。
病気に起因しない頭痛は2種類あり、症状によってまったく対処方法が異なるからです。(両方を同時に発症する場合もあります)

脈打つたびに鋭い痛み・光が眩しく感じる・音がうるさく感じる→片頭痛

軽いめまいをともなう場合もありますが、突然脈に合わせて側頭部などに痛みがある場合は「片頭痛」に該当する可能性が高いです。
またそのほかの症状として、光や音に敏感になる(煩わしく感じる)・軽い吐き気・閃輝暗点などがあります。
ちなみに閃輝暗点とは、片頭痛の予兆として現れるケースが多い症状で、三日月形のチカチカとした、またはギザギザとした光が視野の中に出現し、
そのあと大きくなって視野の一部を見えなくしてしまうものです。

片頭痛が起きる原因は、急激に血流が増して血管が拡張することが主とされています。
集中して仕事をしたあとや、急に仕事が忙しくなったときなどに起こりやすい傾向があり、
一過性でなく、その後1週間か2週間、または1か月から2か月の周期で繰り返し発症することもあります。

増した血流を抑えるのが片頭痛対策

片頭痛が起こったときの対処法は、この血流を抑えるのが第一になります。
そのため、できるならば仕事から離れてゆっくり落ち着いたところで休む。首筋を冷やして収まるのを待つようにしてください。
けっして血行促進のためのマッサージを行ったりしないようにしてください。
ですが、仕事の途中だとなかなか休めませんし、デスクから動けないといった場合もあると思います。

動かずその場で行う、片頭痛対処法

片頭痛の場合はその場での対処は難しく、応急処置のような対処法はそこまで多くありません。
最も手軽な方法は片頭痛が起こった最初のうちに薬を飲んで、酷くならないようにする方法です。
しかしこのときオススメするのは、一般に売られているバファリンやイブなどの鎮痛剤ではありません。(ほかになければそれでもある程度の効果は期待できます)
というのも、バファリンやイブなどの市販薬は”イブプロフェン”という成分が主で、痛みを緩和するように働きかけるからです。
根本的な問題点の解決である血流を抑えるといった効果は期待できません。

そこで、片頭痛に適した薬を「医師の診断のもとで」処方してもらってください。
片頭痛の根本である血流を抑えるための薬(イミトレックスやトリプタン製剤など)は市販はされていません。
そのため、医師の診断によって処方される必要があります。

また、薬を飲む以外の方法ならば、日頃からPCのディスプレイの明るさを抑えておく、コーヒーを飲む(カフェインには血管収縮効果が期待できる)といった方法があります。
ただしこれはあくまで予防であって痛みを抑える手段ではないので、片頭痛が起こったら初期の痛みのうちに薬を飲むようにするのが、発生後の主な対処方法になります。

後頭部を中心に鈍くまとわりつくような痛み・肩こり・首筋の痛み→緊張型頭痛

なんとなく感じる疲れや集中して仕事をしているときに発症しやすいのが、こちらの「緊張型頭痛」と呼ばれる頭痛です。
鈍い頭が締め付けられるような痛みがずっと続いたり、肩こりなどと一緒に症状が出る場合は緊張型頭痛の可能性が高いです。

こちらは片頭痛とは逆で、肩や首の筋肉が凝り固まって(緊張して)血流が悪くなることによって発症します。
そのため、PC作業で一か所を見続ける方や、1日中同じ姿勢を維持し続けるデスクワークの方が発症しやすいタイプです。

悪くなった血流を改善するのが緊張型頭痛対策

対策方法も片頭痛とは逆になって、緊張型頭痛は血の流れを良くするために軽い運動やマッサージ、ホットタオルをあてて緊張の緩和を促したりするのがオススメです。
しかし、やはりこういった対策を仕事中に行うのは難しいですよね。
私はいきなり隣の人が立ち上がって運動を始めたらビックリします。

動かずにその場でする緊張型頭痛対策

ちょっとした疲れからきているものなら、少し肩を回したり、手にあるツボを押すことで改善が見込めます。
デスクでやりやすいのはツボ押しのほうでしょうか。
親指と人差し指のつけ根部分の骨(人差し指側寄り)にくぼみがあり、これを”合谷”といいます。
緊張型の頭痛を緩和したり、冷え症に効果を期待出来たりするうえ、けっこう痛いので眠気覚ましにもなり、一石三鳥です。

また、どうしても緩和できない酷い痛みを発症している場合は鎮痛剤を飲んでいったん対処する方法があります。
緊張型頭痛の場合は、市販されている鎮痛剤でOKです。
痛みを緩和するのに加えて、筋肉の緊張をほぐす成分も含まれているからです。

緊張型頭痛も片頭痛も日頃からの対策が大切

今回先に、とっさのときの対処法についてお話ししましたが、基本的には日常出てくる頭痛は、日頃の生活を見直すことによって緩和することが可能です。
片頭痛は緊張状態から解き放たれたときに起こるので、普段からストレスを溜めないように発散する。
緊張型頭痛なら夜寝る前やお風呂で体をマッサージをしたり、運動を心がけるようにして対策が可能です。
その場で抑えるということだけでなく、予防するということもぜひ意識してみてください。

薬を服用する際の注意すべきこと

今回臨時の対処法としてそれぞれで薬の服用を出していますが、飲み方にはくれぐれも気を付けてください。

緊張型頭痛にしても片頭痛にしても慢性的に続く場合が多いので、大体の方は痛み始めると同時に薬を飲みます。
ですが慢性化しているあまりに、1回の使用量を増やしたり1日の使用量が規定を超えたりする場合があります。
すると「薬物乱用頭痛」という、薬の飲みすぎによって引き起こされる頭痛を発症してしまう可能性があるのです。

大よその目安としては、一か月に15日以上薬を飲むことがある。
過去三か月を振り返って、ひと月に10日以上薬を飲むことが続いた。
1度の服用で規定量を守って飲むが、まったく効果を感じられない。

もし当てはまる方がいて、まだ頭痛に悩まされているようならば薬物乱用頭痛である可能性が考えられます。
自身がどのように頭痛と付き合ってきたか、薬の種類や飲んだ量などを報告しつつ、医師に相談することをオススメします。

仕事中に集中力を奪われ、鬱陶しくて、すぐにでもなんとかしたい頭痛ですが、適当な対策をしてはより酷くなってしまいます。
自分がどちらの頭痛を発症しているのかを判断し、適切な対処をするようにしてください。
以上、中学時代からずっと頭痛に悩まされ続ける男の頭痛対策でした。

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吾郎バラン

吾郎バラン

仕事に疲れてきた社会人。 しかし仕事はせねばならず、どうやったらラクに楽しく生きていけるかを考え中。 ときに自分の経験を踏まえて、ビジネス系・日常の生活関連・雑学などの記事を書いていきます。
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