このひと手間が大事!おいしい紅茶を淹れる方法

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本当においしい紅茶を淹れて楽しむようになれば、生活の水準が1ランク上がる。というのが私の考えです。
それこそ、いい財布を持てば見合った大人になれるように、少し手間をかけた贅沢な紅茶を楽しむことで、心穏やかな大人になれるのです。
そこで今回はひと手間かかるけれども、本当においしい紅茶の淹れ方についてお話しします。

先に結論から言いますが、おいしい紅茶は茶葉の成分をしっかり抽出できているものを指します。
そして、その抽出法の王道は、今から300年以上前にはすでに確立されていました。

今でこそティーバッグで手軽に紅茶が楽しめるようになりましたが、それでも基本は変わらないのです。
私はそれを踏まえたうえで、昔から変わらない楽しみ方である「リーフティー(茶葉の量を自分で調節する)」と、現代広まっている「ティーバック」、両方の淹れ方のポイントをご紹介します。

 

この記事を読んで分かること
 ・紅茶に合ったティーポットのこと紅茶を淹れるのに適した水についてリーフティーの淹れる手順ティーバックで淹れる手順紅茶を蒸らすのに適した時間について

 

絶対のポイントは茶葉が舞うこと

リーフティーとティーバック、どちらにも共通して言えることですが、おいしい紅茶は人の手を加えずとも茶葉がジャンピングするものです。
ジャンピングとは茶葉にお湯を注いだとき、お湯の対流や空気の上昇によって茶葉が踊ること。

適度なお湯の温度でジャンピングが起こると、茶葉の中に含まれている成分がしっかり溶け出すので、ジャンピングが紅茶を淹れるときには非常に重視されるのです。
ちなみにティーバックの場合、平たいタイプよりピラミッド型のものが良いとされているのは、このジャンピングが起きやすいからです。

 

紅茶を淹れるときにはティーポットだけはこだわる!

淹れ方に終始話をとどめたいのですが、ティーポットだけはおいしい紅茶を淹れるために外せない物ですので、ここで説明します。

守るべき最低条件は次の2つ。鉄以外の素材でできている物を使う、そして丸い形のポットにすることです。
鉄製のポットがダメな理由は、紅茶の中に含まれる”タンニン”という成分が反応して黒くなるため。紅茶の見た目を損なってしまいます。
次の丸型ポットを使う理由は、お湯を入れたときに対流が生まれやすくジャンピングをさせやすいためです。

また、ポットは鉄製を除けば「磁器・ガラス・銀」の3種類が主です。

どれを使うかは好みでいいと思いますが、軽くそれぞれの特徴に触れておきます。

  •  磁器……保温性は平均的。しかし、さまざまなデザインが施されたオシャレな品が多く、テーブルに置いておくことでインテリアに使えるという利点があります。
    
  •  銀……保温性は高め。また高級感のある見た目で華やかなティータイムに。デメリットは、高い品が多いこと、それと高級感が強く出て一緒に紅茶を飲む相手にプレッシャーを与える可能性があるということ。
    
  •  ガラス……透明な素材なので、茶葉の動きを確認できる。そして安い品が多く手軽に買いやすいのがメリットです。ただし外気の影響を受けやすいので保温性は低め、割れやすいというデメリットもあります。

紅茶を淹れるのに適した水について

紅茶を淹れるときの水は、実は水道水でOKです。
具体的な条件として軟水であることが挙げられますが、日本はほとんどの都道府県で軟水が水道から出てくるので、そこまでこだわる必要はありません。

どちらかと言えば、水道からヤカンなどに水を入れる際、その”入れ方”にポイントがあります。
まず蛇口の入り口に溜まっている水を流し、その後出てくる水を使います。

そしてこのとき、水量は多めにして泡立ちながら入るようにします。
すると水の中に空気が溶け込み、茶葉をジャンピングさせやすいお湯にすることができるのです。

また、紅茶に使うお湯は”その場で沸騰させたもの”にしてください。
水は放置している時間が長いほど、中から空気が抜けていきます。
そのため前もって電気ポットで沸騰させ、保温にしておいたお湯は空気が少なく、うまく茶葉のジャンピングを起こせません。
当然その分味が落ちるので、お湯は必ず紅茶を淹れるそのときに沸かしましょう。

 

上手な紅茶の淹れ方~リーフティー~

ティーポットとお湯の準備ができたら、いよいよ紅茶を淹れていきます。
適切な量の茶葉をポットに入れ、すばやくお湯を注いでフタを閉めてください。
リーフティーの適切な茶葉の量は葉の大きさによって変わり、2mmほどの小さいものなら2g、3mmほどなら2.5g、それ以上の大きさなら3gを目安にします。

ティースプーンすりきり1杯がおよそ2g。山ができるように持った量がおよそ3gになります。この場合、お湯の量は150mlが推奨です。
お湯をすばやく注いでフタをするのは、お湯の温度が下がらないようにするためです。
紅茶の茶葉は、100℃以上のお湯に浸すことで中の成分を抽出しやすくなります。沸かしたての熱いお湯のほうが紅茶はおいしくなるのです。

 

上手な紅茶の淹れ方~ティーバック~

リーフティーがお湯を注ぐ方法だったのに対して、ティーバックはお湯の中にそっと浸けるようにします。
ティーバックの中に入っている茶葉は、細かく砕かれている物がほとんどです。
ですので、上からかけるようにお湯を注ぐと、茶葉がお湯に叩き付けられて渋みが外へ出てしまいます。
ティーバックの紅茶を淹れる場合は、そっとお湯に浸けるだけにしましょう。
また、上記の理由でお湯から出す際に、振ったり押したりして紅茶を絞ろうとはしないでください。

 

紅茶を蒸らす時間はしっかり計り、長くならないように

おいしい紅茶になるまでの時間は3分前後です。(茶葉が大きい場合は4分ほど)
成分が抽出されないので早すぎるのもダメですし、遅くなると渋み成分が多く出るようになって渋い紅茶になるので、遅すぎるのもダメです。
紅茶は5~6分を超えると、美味しさよりも渋み成分のほうが勝ってしまうデリケートなお茶ですので、お湯を注いだら時間を計測し、ベストタイミングを逃さないようにしましょう。
また、待ち時間の間に紅茶を淹れるカップにお湯を入れて温めておいてください。
温度が下がると苦味が強くなるのが紅茶の特徴でもあるので、カップを温めて味の劣化を防ぎます。

これでおいしい紅茶の完成です! ミルクやお砂糖は自由に入れて構いませんが、まずは紅茶そのままのおいしさをストレートで味わってみてください。
1杯目をストレートで、2杯目をミルクや砂糖、レモンを入れて楽しむのが個人的にオススメな紅茶の楽しみ方です。

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吾郎バラン

吾郎バラン

仕事に疲れてきた社会人。 しかし仕事はせねばならず、どうやったらラクに楽しく生きていけるかを考え中。 ときに自分の経験を踏まえて、ビジネス系・日常の生活関連・雑学などの記事を書いていきます。
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